はじめに第00章 ・ 読むのにかかる時間 約5分

この​教科書の​使い方

AIに手順書を持たせる話です。前提と読み方をここで揃えます

この​教科書は、​AIに自分の​仕事の​やり方を​覚えさせるための​一冊です。
道具の名前は「」。
実体は​ただの​テキストが​入った​フォルダで、​プログラミングの​知識は​要りません。
最初に、​誰向けの​本で、​何を​前提に​して、​どう​読むのかを​揃えます。

8秒の​紹介動画です。​音を​出すと​「AIスキルの​教科書!​仕事の​やり方を​AIに​覚えさせる。​作って​呼んで​育て​よう!」と​話します。

この章でわかること

  • この教科書が自分向けかどうか判断できる
  • 読み始める前に必要な準備が分かる
  • どの章から読めばいいかが分かる
この章の内容(5節)
  1. 誰のための教科書か
  2. 前提はひとつ、Claude Codeが動くこと
  3. この教科書の約束
  4. 読み方
  5. この章のまとめ

誰の​ための​教科書か

プログラミング未経験で、​AIに​同じ​説明を​何度も​している​人の​ための​教科書です。

心当たりは​ありませんか。
議事録を​頼むたびに​「冒頭に​会議名、​次に​決まった​こと、​宿題は​表で」と​打っている。
メールの​下書きを​頼むたびに​「うちの​会社では〜と​書く」と​付け足している。
前に​説明したは​ずの​やり方を、​新しい​会話の​たびに​また​説明している。

スキルは、​この​「毎回の​説明」を​なくす道具です。
やり方を​一度​手順書に​して​AIに​持たせると、​次からは「議事録に​して」の​一行で、​いつ​もの​やり方で​仕上がってきます。
新しく​入った​人に​手順書を​渡しておけば、​毎回口で​説明しなくて​済む。
あれと​同じ​ことを​AIに​やるだけです。

前提は​ひとつ、​Claude Codeが​動く​こと

この​教科書は、​Anthropic社の​AIアシスタント​「Claude」を、Claude Codeと​いう​アプリで​使う​ことを​前提に​しています。は​ファイルや​フォルダを​直接扱える​Claudeで、​スキルは​ここで​本領を​発揮します。
ひとつ正直に​書いておくと、​Claude Codeは​有料です。
Claudeの​Pro・Max・Team・Enterpriseの​どれかに​入っている​必要が​あって、​無料プランでは​使えません。

「Claude Codeって​何?」と​いう​人は、​先に​姉妹編の非エンジニアのためのClaudeの教科書を​読んで​みてください。
第14章までで、​Claudeとの​付き合い方から​Claude Codeの​入り口まで​案内しています。
あの​本の​第10章で​「スキル=手順書」と​いう​話を​4ページだけしました。
この​教科書は、​その​4ページを​一冊に​広げた​ものです。

逆に、​ブラウザ版の​Claude​()しか​使わない​人も、​読み損には​なりません。
この​教科書で​作る​スキルは、​そのまま​ブラウザ版に​持ち込めます。
持ち込み方は​第5章で​扱います。

この​教科書の​約束

3つ​約束します。

1つめ、黒い​画面は​開きません。
フォルダを​作るのも、​手順書を​書くのも、​全部​Claudeに​やらせます。
あなたが​やるのは、​この​教科書の​依頼文を​コピーして、​自分の​仕事の​言葉に​差し替えて、​Claudeに​貼る​ことだけです。

2つめ、数字は​全部、​出典つきです。
「は​1024文字まで」のような​仕様の​数字は、​すべて​Anthropicの​公式ドキュメントで​確認してから​書いています。
出どころは​付録Aに​まとめました。
裏が​取れなかった​話は​書いていません。

3つめ、実物を開きます。
僕が​毎日の​仕事で​実際に​使っている​34本の​スキルから、​中身を​そのまま​見せます。
作り話の​例ではなく、​現役の​手順書と、​作る​ときに​失敗した​記録です。

読み方

パート章内容
スキルのしくみ第1〜5章読むだけ。スキルが何で、AIがどう選んで、どこに置くのか
つくって動かす第6〜8章手を動かします。最初の1本を作って、呼んで、直す
育てて増やす第9〜14章実物の解剖と、増えてきたときの整理。総仕上げで自分の1本を完成させる
付録A・B・C・D数字の早見表、つまずき辞典、次に学ぶもの、用語集

急ぐ​人は、​第1章→第2章→第6章の​順で​読むと、​今日中に​1本できます。
ただし第3章と​第7章を​飛ばすと​「作ったのに​呼ばれない」で​詰まりやすいので、​詰まったら​戻ってきてください。

各章の​終わりに​チェックリストが​あります。
チェックは​この​ブラウザにだけ保存されて、​どこにも​送信されません。

この章のまとめ

この​教科書は、​AIへの​「毎回の​説明」を​手順書に​して​持たせる​ための​本です。
前提は​Claude Codeが​動く​ことだけ。
作業は​コピペで​進み、​数字は​出典つきで、​教材は​僕の​現役スキルです。
それでは、​スキルの​正体から​見ていきます。

章末チェックリスト