付録
数字の早見表
上限・目安・置き場所を出典つきで1枚に
本文に出てきた数字と決まりを、出典つきで1枚にまとめました。覚えるための表ではなく、引くための表です。数字を思い出せないときと、情報が古くなっていないか確かめたいときに、ここへ戻ってきてください。
名前と説明文
| 項目 | 決まり |
|---|---|
| 名前(name) | 最大64文字。小文字の英数字とハイフンのみ。「anthropic」「claude」は予約語で使えない |
| 説明文(description) | 最大1024文字。空にはできない。三人称で、何をするか+いつ使うかを書く |
| 一覧での切り詰め | 説明文(補足と合算)は一覧に載るとき1536文字で切られる。大事な用途は先頭に書く |
| 一覧全体の枠 | 標準でAIが扱える全体量の1%。あふれると、呼ぶ回数が少ないスキルから説明文が削られる(名前は残る) |
| 避ける名前 | helper・utils・toolsのような中身の見えない語。documents・data・filesのような広すぎる語 |
読み込みと本文
| 項目 | 決まり |
|---|---|
| 常時読み込まれるもの | 名前と説明文だけ。1スキルあたり約100トークン |
| SKILL.md本文 | スキルが選ばれたときに読み込み。5000トークン未満・500行未満に保つ |
| フォルダ内の他ファイル | 読まれるまで0。資料は開くと丸ごと、道具(スクリプト)は実行結果だけが入る |
| 発動後の本文 | その会話が終わるまで残り続ける。だから薄く保つ |
| 資料への案内 | SKILL.mdから1段まで。資料から別の資料への案内は作らない |
| 長い資料 | 100行を超えるなら先頭に目次を置く |
| ファイルの場所の書き方 | 区切りはスラッシュ(references/shosiki.md)。Windowsでも同じ |
置き場所と反映
| 項目 | 決まり |
|---|---|
| 個人用 | ~/.claude/skills/。どの仕事でも効く |
| プロジェクト用 | 作業フォルダ内の.claude/skills/。そのフォルダで開いたときだけ |
| そのほか | 会社が配る管理用と、配布パッケージのプラグイン用がある |
| 同名がぶつかったら | 管理用 → 個人用 → プロジェクト用の順に強い。プラグインは別名前空間でぶつからない |
| 手直しの反映 | 既存のスキル置き場の中の追加・編集・削除は、会話の途中でも即反映 |
| 再起動が要る場合 | 会話の開始後にskillsフォルダ自体を新しく作ったときだけ |
持ち出しと共有
| 項目 | 決まり |
|---|---|
| ブラウザ版Claudeへ | フォルダをzipにして設定画面の「機能」からアップロード。有料プランで、ファイル作成機能がオンのとき。ユーザーごとに個別 |
| 持ち出せる項目 | 標準の6つだけ:name・description・license・compatibility・metadata・allowed-tools。それ以外が混ざるとアップロードで弾かれる |
| 他のツールへ | この書式はAgent Skillsというオープン標準。対応するAIツール間でフォルダごと使い回せる |
| allowed-tools(道具の事前許可) | 効くのはスキルを呼んだそのやり取りの間だけ。次のメッセージで解除される |
出典
この表の数字と決まりは、すべて次の公式情報で確認しています(最終確認日はページ下部のとおりです)。英語のページですが、ClaudeにURLを渡して「日本語で要点を教えて」と頼めば読めます。
- Claude Code公式ドキュメント:Skills … 置き場所・優先順・反映のタイミング・一覧の枠(1%・1536文字)・allowed-tools
- Anthropic公式ドキュメント:Agent Skillsの概要 … 3段階の読み込み・約100トークン・5000トークン・64文字・1024文字
- Anthropic公式ドキュメント:スキル作成のベストプラクティス … 500行・三人称・命名・1段まで・目次・スラッシュ
- Agent Skills オープン標準 … 標準の6フィールドと、ツール間の互換性
- Anthropicエンジニアリングブログ:Agent Skillsの設計 … スキルという仕組みの設計思想
数字は今後の更新で変わることがあります。この教科書と公式の記述が食い違っていたら、公式が正です。そのときは、ぜひ付録Cの窓口から教えてください。